burn/scorch/char/toastの違いは?「焼ける」を表す英語の使い分け

違い解説

「焼ける」を表す英語

「焼ける」を表す一般的な英語表現には、以下の4つが挙げられます。

  • burn
  • scorch
  • char
  • toast

これらはどのように使い分ければいいのでしょうか。早速ニュアンスの違いを見ていきましょう。

burn

burnは「燃える、焼ける」という意味の単語です。
物が燃えたり、火が燃えたり、肌が日焼けしたりする状態を表現する際に使用します。
burnは積極的な行為ではなく、事故や火災などで本来燃えてはいけないものや場所が燃えることを指します。

The candle burns evenly and beautifully.
ロウソクは均等で美しく燃える。

The house was burned down in the fire.
その家は火事で焼き尽くされた。

scorch

scorchは「焦がす、焦げる」という意味の単語です。
burnと同じく、物が焼けることを示す言葉ですが、scorchは一部分が熱しすぎて焦げるという具体的なニュアンスを持ちます。
例えば、服や髪がアイロンやヘアカーラーで熱しすぎて一部分が焦げる場合に使います。
また、太陽光が大地を照らし続けて一部分が焦げるような状態を表現する際にも使うことができます。

Be careful not to scorch your clothes with the iron.
アイロンで洋服を焦がさないように注意して。

The sun scorched the grass in the garden.
太陽の光が庭の草を焦がした。

char

charは「焦がす、炭化させる」という意味の単語です。
burnやscorchと同じく、焼けることを示しますが、charは物を長時間熱し続けることによって炭化させるニュアンスが強いです。
例えば、バーベキューグリルで肉をじっくり焼いて表面をカリッとさせるようなイメージです。
また、火山が噴火して周囲に火山灰を降らせる際の状態を表現する際にも使うことができます。

The chef chars the steak on the grill to create a smoky flavor.
シェフはグリルでステーキを炭化させてスモーキーフレーバーを作ります。

The volcano eruption charred the entire area.
火山の噴火でその地域は一面焦げついた。

toast

toastは「パンを焼く、乾杯する」という意味の単語です。
焼けることを表す意味ではありますが、主に細長いパンが焼かれることや、祝いの席で乾杯の音頭がとられることを指します。
また、思い出のある人や場所への敬意を表すために乾杯することや、ブライダルトーストなど、特別な場面で使用することがあります。

I like to toast my bread until it becomes crispy.
パンをカリッと焼くのが好きです。

Let’s raise our glasses and toast to the newlyweds.
新郎新婦に乾杯しましょう。

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