cut/chop/slice/severの違いは?「切る」を表す英語の使い分け

違い解説

「切る」を表す英語

「切る」を表す一般的な英語表現には、以下の4つが挙げられます。

  • cut
  • chop
  • slice
  • sever

これらはどのように使い分ければいいのでしょうか。早速ニュアンスの違いを見ていきましょう。

cut

cutはあるものを切断、切り取るという意味です。
例えば、包丁で野菜を切ったり、紙をはさみで切ったり、髪を美容院で切ったりなど、物理的に何かを切る行為を表します。
また、関係を断つ、予算を削減する、時間を短縮するなど、抽象的なものを切る意味でも使用されます。

I accidentally cut my finger while cooking.
料理をしている際にうっかり指を切ってしまった。

The company decided to cut costs by reducing unnecessary expenses.
会社は不必要な経費を削減することでコストを削減することを決定した。

chop

chopは「切り刻む、切り裂く」という意味合いが強い単語です。
料理の場面で野菜を小さく切る行為や、木を切り倒す行為、また、会話や文章を切り刻むように編集するといった抽象的な意味でも使用されます。
cutよりも力強い印象を与える単語です。

She chopped the onions finely for the sauce.
彼女はソースのために玉ねぎを細かく刻んだ。

The lumberjack chopped down the trees in the forest.
伐木工は森の木々を切り倒した。

slice

sliceは「薄切りにする、スライスする」という意味の単語です。
料理の場面で野菜や肉を薄く切る行為や、パンやケーキをスライスするなどに使われます。
また、時間を薄く切り取る、機会を薄く切り取るなどの抽象的な意味合いもあります。

She sliced the tomatoes for the salad.
彼女はサラダ用にトマトを薄切りにした。

The singer sliced through the high notes effortlessly.
歌手は高音を難なく歌い抜いた。

sever

severは「断ち切る、切断する」という意味の単語です。
関係や繋がりを断ち切る、血流を遮断する、通信を切断するなど、強い切断の意味を持ちます。
cutよりもさらに断固とした切り離しを表す場合に使用されることが多いです。

The company decided to sever ties with the unreliable supplier.
会社は信頼できない仕入先との関係を断つことを決定した。

The severe injury severed the nerves in his leg.
重傷は彼の足の神経を断ち切った。

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