hear/listen/perceive/make outの違いは?「聞こえる」を表す英語の使い分け

違い解説

「聞こえる」を表す英語

「聞こえる」を表す一般的な英語表現には、以下の4つが挙げられます。

  • hear
  • listen
  • perceive
  • make out

これらはどのように使い分ければいいのでしょうか。早速ニュアンスの違いを見ていきましょう。

hear

hearは「耳で音を感じる」という意味です。
聞こえる音や声を耳で受け取るというニュアンスがあります。
また、hearは他人から話された内容を聞いたり、耳に入ってきた音に気付いたりすることも含みます。

I can hear the birds chirping in the morning.
朝に鳥のさえずりが聞こえる。

I hear what you’re saying, but I don’t agree with it.
あなたが言っていることは聞いたけど、賛成できないな。

listen

listenは「注意深く聞く」という意味です。
聞こえるだけでなく、相手の言葉や音に対して敬意を払って意識的に耳を傾ける行為を表します。
相手の気持ちや言葉に真剣に耳を傾けることを表現する際に使用されます。

Please listen to what I have to say before you make a decision.
決断する前に私の言うことを注意深く聞いてほしい。

It’s important to listen to your partner’s feelings in a relationship.
恋愛関係でパートナーの気持ちに耳を傾けることが重要だ。

perceive

perceiveは「感知する、知覚する」という意味です。
聞こえるだけでなく、何かを感知したり、意識したりするという意味合いが強いです。
感覚や知覚を通して情報を得る行為を表現する際に使用されます。

Children often perceive things differently from adults.
子供たちは大人とは違って物事を感知することが多い。

She could perceive a change in his attitude towards her.
彼女は彼の態度の変化を感知することができた。

make out

make outは「聞き取る、理解する」という意味です。
聞こえるだけでなく、何かを聞いて理解する、または不明瞭なものを聞き取るというニュアンスが含まれています。
特に、雑音の中から声を聞き取る、または暗闇で物を見分けるといった状況を表現する際に使用されます。

I can’t make out what she’s saying over the phone.
電話越しに彼女が何を言っているのか聞き取れない。

It was difficult to make out the details in the dimly lit room.
薄暗い部屋で詳細を見分けるのは難しかった。

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