include/incorporate/add/containの違いは?「含める」を表す英語の使い分け

違い解説

「含める」を表す英語

「含める」を表す一般的な英語表現には、以下の4つが挙げられます。

  • include
  • incorporate
  • add
  • contain

これらはどのように使い分ければいいのでしょうか。早速ニュアンスの違いを見ていきましょう。

include

includeはある部分を含めるという意味です。
例えば、リストに名前を含めたり、パッケージにボーナスを含めたり、計画に提案を含めたりなど、ある物事に他の物事を含める際に使用されます。
includeは必ずしも全てを含むとは限らず、一部を含む場合もあります。
また、includeは「含む」という意味だけでなく、一緒に入れる、同封するといった意味もあります。

The price of the tour includes accommodation and meals.
ツアーの価格には宿泊と食事が含まれています。

Please include your contact information in the email.
メールには連絡先情報を含めてください。

incorporate

incorporateはある部分を取り込む、取り入れるという意味です。
includeと似ていますが、incorporateはより包括的な意味合いがあります。
特に、組織やシステムに新しい要素やアイディアを取り入れる場合に使用されます。
incorporateは取り入れる対象を完全に組み込むイメージがあり、それが組織やシステム全体に影響を及ぼすことを示します。

The company decided to incorporate customer feedback into their product development.
その会社は顧客のフィードバックを製品開発に取り入れることを決定した。

The new design will incorporate elements of traditional architecture.
新しいデザインは伝統的な建築の要素を取り入れる予定です。

add

addはある部分を追加するという意味です。
includeやincorporateとは異なり、既存のものに新しいものを加えるというイメージがあります。
追加されるものは元のものとは別に存在し、追加することで全体が増えるというニュアンスがあります。
addは数学的な計算にも使われることがあり、その場合は数値を合計するという意味になります。

I decided to add more vegetables to my diet.
食事にもっと野菜を追加することに決めた。

She always adds a personal touch to her presentations.
彼女はプレゼンテーションに常に個人的なアプローチを加えています。

contain

containはある部分を含む、収めるという意味です。
includeやincorporateとは異なり、containはある範囲内に収めるというイメージがあります。
特に、物質や要素がある中に含まれている状態を表す際に使用されます。
また、containは制御する、抑制するといった意味合いもあります。

The box contains various items.
その箱にはさまざまなアイテムが含まれています。

His speech contains many important points.
彼のスピーチには多くの重要なポイントが含まれています。

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