pierce/penetrate/perforateの違いは?「貫く」を表す英語の使い分け

違い解説

「貫く」を表す英語

「貫く」を表す一般的な英語表現には、以下の3つが挙げられます。

  • pierce
  • penetrate
  • perforate

これらはどのように使い分ければいいのでしょうか。早速ニュアンスの違いを見ていきましょう。

pierce

pierceはある物質を貫通する、突き破るという意味です。
例えば、皮膚を針で突き刺す、ナイフで物体を突き刺すなどの場面で使用されます。
pierceは物理的な障壁や物質を通り抜けるイメージがあり、感情的な貫通というよりは物理的な穿通を表します。

The arrow pierced through the heart of the enemy.
その矢は敵の心臓を貫いた。

The sunlight pierced through the thick clouds.
太い雲を突き抜けて太陽光が差し込んできた。

penetrate

penetrateはある物質や障害を貫通する、侵入するという意味です。
pierceと同様に物質を貫通するイメージがありますが、より広い範囲や深さまで侵入することを強調しています。
感情的な障壁や複雑な問題に対しても使用されることがあります。

The bullet penetrated the armor and hit the target.
弾丸は鎧を貫通して標的に命中した。

Her words penetrated deep into my heart.
彼女の言葉は私の心の奥深くにまで浸透した。

perforate

perforateはある物質を穴を開ける、穿孔するという意味です。
pierceやpenetrateと異なり、主に物質表面に穴を開ける行為を指します。
穴を空けることが目的であり、それによって物質が貫通するというよりは、表面を突き破るというニュアンスが強いです。

The documents were neatly perforated for filing.
書類は整然と穴が開けられてファイリングされていた。

The machine perforates holes in the paper for binding.
その機械は紙に穴を開けて綴じるための穴を開けている。

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